第4回組織マネジメント勉強会　ニーズを確かめるチカラ、会議で決めるチカラ

9月9日 (水)　第4回　組織マネジメント勉強会を開催しました。いつも読むのが難しいと思いながらも、大事だと思った部分を出し合い、他者の意見を聞く中で、内容も理解していくところが勉強会のいいところです。今回もシンプルでありながら、とでも大事な「チカラ」について読み合いました。

今回のテーマで大切だと思った部分についての意見や感想

①ニーズを確かめるチカラ

・ニーズを確かめるのは大事だと思うがどこまで受益者の声を聞いてどう運営するかが問題　

・ニーズを確かめることで、団体の「思い」から「社会のために具体的に活動する」ことを確信できる。

・NPOという組織のありかたを把握していないと、きちんと受益者に届かない。

・みんなのニーズを把握する。自己満足ではなく、公益性を大事にしたい。

・支援者、協力者のニーズを的確に予測が成果に結びつく。

・ニーズを的確に把握しないとひとりよがりになってします。講座を開いても人が集まらず、ニーズがないと感じやめたくなるが、ニーズを確かめたかと言われるとしていない気がする。

・活動に参加する人のニーズは把握しているけれど、参加したい他の人のニーズはどこにあるのだろうか？と思うこともある。

・みんなでニーズを確かめ共有すると次の活動の原動力になり、自信を得るのではないか？

・思いを検証する勇気と習慣　「感じる→気付く→思う」ための「しらべる+たしかめる・ためす」がある。それには　顧客を知って、顧客に応え続けることが大事になる。

それぞれの団体の「ニーズ」は何でしょう？これがさくっと出てくる団体は、メンバーの意識も共有できているようです。

 

テーマ②会議で決めるチカラ　について

・女性ばかりの会で会議での話がどんどんずれていく。何のために会議が開かれているか、道筋をはっきりさせる。ルールづくりが大事ではないか。　

・判断とはルールをつくること。　何のために会議が開かれているのか共有しておくこと。事業を継続していくために一番大切。

・議事録は結果は書いていたが、どのようになぜ決まったのかはできていないので、改善していきたい。会議の段取りをしていても、やってみなければわからない。

・雑談が多いが、その中からいいアイデアがわくこともある。でも時間切れになることもあるので、議案に優先順位を認識しておくことも大事。

・報告や計画の決定だけの会議が多いが、決めるまでをじっくり話し合うことをしたい。PTAの会議などは報告と決めることが多くて、意見を交わす時間がないな～と。

いくつもの会議にでているとどの会議が参加しやすいのか、どんな工夫をしているのか、知りたくなります。勉強会を通して、それぞれの団体の課題や、工夫も見えてきます。いいところは持ち帰って会の運営に活かせそうです！　次の運営会議が楽しみになります。

 

　最後に今回の講座で学んだことを一人一人シートに書き出してみました。

 

 

テキストから

【ニーズを確かめるチカラ】

①思いを検証する勇気と習慣、ニーズに基づいているかどうか確信を持っていてるように。

②支援者、協力者のニーズを的確に把握・予測しなければ支援者・協力者の厚意を成果に結びつけることはできない。

【会議で決めるチカラ】

会議が成果を生むための、４つのポイント

①会議とは「判断する場」=「規則をつくる」場であることを再確認する。

②判断の根拠を共有するために、話し合いや質問を歓迎する。

③議事録は決まったことと、そう判断した理由を書く。

④一年間のスケジュールを作成し、見通しをつける。

よいルールの条件は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

・タイムリーであること

・現場にとって使いやすいこと

・修正の基準と手続きが示されていること。

会議中の重要3項目は

１）提案の自由　2）討論の自由　3）採択・投票の自由　

 次回は10月14日（水）

①対策を考える前に、原因を確認するチカラ

②事業をふりかえり、、申し送るチカラ

次回も楽しみです。

2015年9月 9日｜ 5-1　ソシオマネジメント ｜ コメント(0) ｜ トラックバック(0)

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