夏休み小学生ボランティア体験「コミュニティ喫茶　欅でウエイトレスをしよう」

　8月20日(月）、この夏2回目の「欅」での体験です。主催者の認定NPO法人「ふきのとう」のご配慮で、毎夏3回にわたりボランティアを受け入れてくださいます。

　八木原小学校の余裕教室を使って、毎週月曜日に開催されているコミュニティ喫茶「欅」。お年寄りや体の不自由な人も、そして子どもたちもみんなのための憩いの場です。さらに調理から配膳まで、常時20名ほどの地域のボランティアさんが活躍される温かいコミュニティ喫茶です。

　11時30分に集合、説明を受け身支度を整えます。欅では毎回子ども一人につきボランティアさん1人がついて細かいところまでお仕事のサポートをしてくださいます。

優しく教えてくださる姿に緊張感も和らぎ、開店前から仲良しになる子もいます。

　12時、いよいよ開店。小雨にも関わらず、席はあっという間に埋まりました。今日のメニューは、サラダうどんと豆腐ハンバーグ。そして2種類のデザートとコーヒー、紅茶など。子どもたちは、さっそく注文を受け、お茶やお料理を運び始めます。

　小鉢やおつゆなど、一人前のトレーにはたくさんのお皿が載ります。最初は重たくてちょっとびっくりしましたが、ボランティアさんの助けも借りながら、中身をこぼさないようにそろりそろりと運びます。器に料理を盛るボランティアさんも、お客さまも料理が到着するまで様子を見守ってくれます。お茶が少しだけこぼれても「大丈夫！」とお客さまがサッと台を拭いてくださいます。

　「どうぞ」「お待たせしました」。お客様の「ありがとう」の言葉にうれしいような、恥ずかしいような表情の子どもたち。そうそう、食券の半券をもらうこと、忘れずに・・・・。子どもたちの笑顔がことのほか輝くのは、自分のお父さんやお母さんおじいちゃんなど家族が座る席。ちょっと自慢気に料理が配られます。

　1時間ほどで配膳の仕事は終了し、あわただしく食事をとったあとは、お客さま全員が和室に移ってのお楽しみイベントの時間です。今日は四街道高校男子学生による漫談。高校生とは思えない軽妙な語り口に会場の皆さんは大笑い。子ども達にはちょっぴり難しかったけれど、周りの大人が笑う姿をみているうちになんだか一緒に笑ってしまう、そんなひと時となりました。

　子ども達の感想です。「ふだんできないことができ、最後に美味しいものを食べられたから楽しかった」「ひと声かけないときずなができないことが分かった」「お客さまへの受け答えがむずかしかったです」「デザートはごはんのあとにもっていくことが分かりました」読んでいる私たちが、今度はニッコリするような感想ばかりでした。

「欅」の皆さん、今日もありがとうございました。

2018年8月20日｜ 3-4　夏休み小学生ボランティア ｜ コメント(0) ｜ トラックバック(0)

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