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支援を必要としている子に届くように。子どもサポーター会議

第1回子どもサポーター会議は9月19日に開催しました。
今年度開催してきた子ども見守りサポーター養成講座終了生9名がメンバーとなり、支援が必要としている子や親に届く取り組みを検討、実施します。

第1回では
1.子育て情報誌作成のヒアリング報告
2.具体的な取り組み について検討しました。

1.千葉市若葉区の子育て情報誌『〇〇ほっぺ』へのヒアリング報告
 『〇〇ほっぺ』は未就学児親向けの情報誌で、一月の若葉区内でのイベントや場の情報を一覧にしたもので、孤立しがちな子育て期にはとても重宝されるデータです。子育て支援団体が自主的に作成、担当者が月に1回のペースで情報収集と編集を行い、データ発信しています。四街道でも取り組みたいと思う一方、担当者1人で行うのは負担があるので、誰もが作れるフォーマットがあるとよいのではないかという意見が聞かれました。

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2.具体的な取り組みについての検討

実現可能な取り組みにしたいと、対象と取り組み内容を明確にしました。
対象は支援を必要としている子ども又は親子。
取り組み内容としては
①場があることでできる支援として『居場所づくり』
②場がなくてもできる支援として『情報発信』 としました。

自由意見として以下の声が聞かれました。
『居場所づくり』
・小学生向けの行事は申し込み制が多い。申込み不要で行ける場がありがたい。
・夏休みにmamamoフェスを開催したが、多くの保護者が来るので子ども向けの案内があってもよかった。
・市内には高校も複数あるので、高校・大学生の力を借りた場づくりもしたい。
・子育て中でも行ける場を知って行ってみたが、そこでもうまくつながれず孤独のままだった。
 受け入れ側の体制も検討余地あり。

『情報発信』
・小学生向けの情報が小学校からたくさん持ち帰るが、情報が多すぎで目を通せない。まとまった情報があるとよい。
・子ども向けの情報は文字を認識しにくい子もいるので、見やすく分かり安いものがよいのではないか。
・中高生向けの情報が少ない。自分で知ることができる情報発信を。
・つなぐ場の情報が知られていない。(民生委員、主任児童委員)

 

その後、参加者が2つのグループにわかれて具体的な取り組み検討しました。
①場があることでできる支援『居場所づくり』                 

*誰に:中高生                  
*どこで:(案)ワンデイシェフの店さくらそう                
*何を:何をしなくてもいい、居心地のいい居場所        
*どのように:夕方から夜にかけて                   
*誰が:未定(少し年上、大学生やプレーワーカーのような人)          
                                   

 ②場がなくてもできる支援『情報発信』
*誰に何を:
未就学児親子→情報が一覧になっているもの。入学説明会やバザーなどで案内
小学生→バザーで場の紹介ブースを作る。読み聞かせをしながら会話の時間を作る。昇降口に情報掲示(情報の見える化)
中学生→気軽に電話できるチャット等の活用。図書室での話す場を。情報提供にもなる

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メンバーは子どもの居場所運営者、子育て支援の場運営者、民生児童委員、プレーワーカー(プレーパーク大人スタッフ)、ママ支援団体、保育園コミュニティーコーディネーターなど、様々な立場の人たちです。

自分たちの経験も交え、これまでの講座で学んだことを活かし、今ある『資源』を十分に活用したいと、支援を必要としている子たちに確実に届くアイデアが話し合いの中で活発に出されていました。
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次回は実現に向けて、より具体的な話し合いを予定しています。
第2回目は10月31日(水)10:00-12:00

 

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