夏休小学生ボランティア体験「おしゃべりサロン　　ぬくもり」

7月25日、今年度2つ目のプログラムは、旭ヶ丘にある地域の居場所「おしゃべりサロン　ぬくもり」の利用者さんとの交流です。ぬくもりは開設12年目、地域の中で「笑顔で集える場」「出かけるのが楽しい場」をめざす地域の居場所です。昨年に引き続きボランティア体験にご協力をただきました。

参加したのは、山梨小学校の4年生の女子3人。山梨小の4年生は全部で7人ということで、今日約半数がぬくもりの家に集合したことになります。だから、スタート直後の役割決めからとてもスムーズ。お迎え、お茶出しなど今日のお仕事の説明を聞いて「ドキドキする～」「がんばろうね！」と声を掛け合いながらそれぞれの場所にスタンバイします。

10時を過ぎた頃から利用者さんがぬくもりの家に三々五々集まり始めました。皆さん毎週この日を楽しみにし、おしゃれをしてやって来られるそうです。なかにはすぐそばの四つ角で待ち合わせをして来場する仲良しさんもいます。小学生の一人が来場した利用者さんを「おはようございます！」とドアを開けてお出迎え。「あら、かわいいお迎えだこと」と皆さんニコニコと入って来られます。そしてあとの2人がお茶菓子の入ったトレーを運びします。熱いお茶は火傷をしないようにボランティアさんがあとから入れてくださいます。

大半が揃ったところで今日の体験のことと小学生が紹介されます。家がすぐ近所で小さいころから小学生のことを知っているという利用者さんもいて、子ども達はことのほかかわいく思われるようです。

今年も「脳トレ」のかるたを楽しむところからスタートです。読み手は子ども達。ハキハキした札を読む声に皆さんの顔も思わず真剣になり、空気が熱くなっていきます。

ひとしきりかるたで盛り上がった後は、子ども達が歌を披露します。歌うのは大好きな歌「パプリカ」「翼をください」ほか計4曲。代表の水野さんのピアノの伴奏で3人が楽しく歌い踊ってくれました。余りなじみのない曲でも、利用者さんから思わず手拍子や掛け声がかかりました。

昼食の時間です。ぬくもりのランチタイムは、手作りのお弁当を持参する人が多く、自宅で作ったという野菜や漬物もテーブルに並ぶことが多いそうです。そして今日の目玉は大きな地元産のスイカ！昨夜から冷やされていたものが二つに割られた時、思わずサロン全体で歓声が上がりました。みんなで一緒に食べるスイカはことのほか甘くおいしい！その頃には子ども達もすっかりみんなと仲良しになって話も弾んでいるようで楽しく時間が過ぎていきした。

お帰り前に今年も記念写真をパチリ！皆さんすてきな笑顔です。昨年はこの写真を使って、うちわが作られました。良い思い出になりそうです。

「楽しい笑顔が見れてうれしかった」「ボランティアをすることは大切なことだと思う」「うたを間違えないようするのがむずかしかった」「たくさん人が来て、大変だった」。みんな、がんばりました。

夏休が終わって新学期が始まった時、3人で今日のことを思いだしお話ししてくれるといいなと思います。

2019年7月31日｜ 3-4　夏休み小学生ボランティア ｜ コメント(0) ｜ トラックバック(0)

Tweet

コメントをどうぞ