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組織マネジメント勉強会 「目的・目標をしぼるチカラ」「しらべるチカラ」
7月8日第3回組織マネジメント勉強会開催。いよいよ『組織を育てる12のチカラ』の読み合わせが始まります。
まずは、前回の振り返り。活動は目的ではない、社会をかえる「しくみ」をつくることが目的であること。しかし、現実は活動を継続することや課題解決で追われていることが多いことも知りました。
さて、12のチカラの一つ目は
「目的・目標をしぼるチカラ」
「男女協働参画」など目的がはっきりしている団体もあるが、実際の活動と目的がわかりにくい団体もある。
会を立ち上げたときは一人で目標を立て、それを全体ミーティングで確認してもらった。できれば、立ち上げ時から一緒に目標を立てられればさらによくなるのではないかとのご意見もありました。
では目的の『要素』とはなんでしょうか?それは・・
①理念 5年、10年かけてどんな社会を実現したいのか?
②社会的役割
これまで、誰に、どんなことを、どのようにしてきたか?
これから、誰に、どんなことを、どのようにしていきたいか?
③期限付き目標
いつまでにどこまで実現するか? 今年度末、来年度
勉強会参加者で実際に『要素』を書き出してみました。みんな真剣!
お互いの団体の活動のことや目的についてなんとなくわかっていたけど、書き出すことで目的が違って伝わっていたこと、さらにはもっといい伝え方があるのではないかということもわかりました。 お互いの団体の魅力や伝え方を教えあったりも。
そして、書き出すことで目的や役割、団体の「今」も、「これから」も見えてくることもわかりました。
団体は「目的共有体」だからチームワークが生まれる。大きな目的に一つ一つの事業があっているか確認が大切であり、根本的概念に常に立ち返ることがやっているが、もう一歩先の視野から客観的に見る必要があるんですね。
2つ目は「しらべるチカラ」
しらべる=かぞえる+くらべる+たずねる
どういうこと?最初は何をかぞえるのか、何と比べるのかピンときませんでしたが、具体的な事例を元に考えてみると次第にその意味がわかってきました。
実際に計画している事業について、目標人数、金額、時間などより具体的に想定すること。
そして、開催場所や他団体の活動とターゲットがかぶってないかなど比べること。
最後にアンケートなど、改善のヒントをもらえるように聞き方で他者に尋ねること。
さらには、先行事例や他国の制度などをしらべること。
思いだけが先行して、目標が定まっていなかったり、数字を含めてまで計画されていないと、活動が途中でぶれてしまったり、目標が達成できているのかどうかが評価できません。
この2つのチカラ、簡単そうで大事なことです。
すごく、勉強になった。
団体に持ち帰って、メンバーともう一度確認したい。
ネットや行政資料などで制度などしらべてみるといいかもしれない。など、振り返りで話しました。
組織マネジメント勉強会 次回は9月9日(水)10:00-12:00 テーマは「ニーズを確かめるチカラ」と「会議で決めるチカラ」です。
1回参加もOKです。ぜひご参加ください。
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