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夏休み小学生ボランティア 「四街道拡大写本の会」
毎年、たくさんの子どもたちから申し込みがある「四街道拡大写本の会」のボランティア体験が、今年も8月6日に行われました。
四街道拡大写本の会は視覚障害のある方たちが、学校で使う教科書を作成しています。文字の見え方は生徒さんひとりひとりによって違うことから、字の大きさ、フォント、紙の色、など丁寧にヒアリングをして、教科書を使う生徒さんにぴったりの教科書を作成してます。また、手書きで作られていた拡大写本の世界に、いち早くパソコンを取り入れ全国でもその先駆けとして有名な団体です。
今年は小学3年生から6年生の小学生22人が参加しました。
まず最初に普通の教科書を見本にして、パソコンに入力していきます。パソコンの入力は初めての小学生もいます。会の皆さんに教えてもらいながら図を拡大したり、文字を入力します。
その他の子ども達は、別室で本になる紙を折ります。
一見簡単そうですが、折るときに、紙と紙の端をきちんと合わせておらないと、出来上がりが整いません。
どの子も真剣。丁寧に一枚ずつ折っていきます。
本の紙が全部折り終わったら、ページをそろえて木枠で挟み、背表紙を貼り合わせます。
背表紙には特別な紙を張り付けて補強します。
貼り付けるのに、結構チカラがいります。
拡大写本の会のメンバーの皆さんに教えてもらいながら、作業をすすめます。
最後にページを貼り合わせて、表紙を切りそろえて完成です。
参加した子ども達も、自分で作成した本が完成して嬉しそうでした。「パソコンを打つのは簡単だけど、本を作るのが想像したより大変だった」という子どもたちからの感想もありました。参加した小学生が、わかりやすいように、作業がスムーズに進むようにサポートしてくださった拡大写本の皆さん、ありがとうございました。
四街道市ではたくさんボランティア団体が活動しています。子ども達が小学生の時に体験したことがきっかになって、高校生や大学生になった時、思い出して活動に参加してくれたら嬉しいです。
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