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夏休み小学生ボランティア 視覚障害者総合支援センターちば

四街道市は千葉県内で唯一県立の盲学校がある市です。そして、駅前には点字図書館のある視覚障害者総合支援センターもあり、千葉県内の視覚障害のある方に向けて、さまざまなサポートを行っています。

今年は19名の小学生が、この「視覚障害者総合支援センターちば」でボランティア体験を行いました。

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午前中は、担当してくださった石川さんから、日常の様々なお話を聞きました。良く聞かれることが、目が見えないと世界は真っ暗なのですか?真っ白なのですか?ということ。けれど、石川さんは生まれたときから見えなかったので、そのどちらでもないそうです。途中から目が見えなくなった人の中には真っ暗だ、と言う人もいますよ、と話してくださいました。

また、白杖を使って生活するときの白杖の使い方、また点字ブロックがなぜ必要か?なども、実際に白杖を見せながら説明してくれて「点字ブロックの上に自転車をとめたり、車をとめたりしないでほしい」と教えてくれました。子ども達も初めて聞く目の見えない方の日常の話しを、うなずいたり笑ったりしながら和やかな雰囲気で聞かせて頂きました。

その後はいよいよ点字をうつ体験です。点字はこんな道具でうっていきます。

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 まずは名前からうちます。点字を打つときは右から左へうっていきます。みんな真剣!

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名前の後は、学校名、そして好きにうってみます。打ち終わった後は、正しくかけているのか石川さんに点字を読んでもらって確認します。

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点字を習い、実際に自分で打ってみて午前中の体験は終わりです。

午後からは点字図書館の館内を案内していただき、見学しました

この建物の中に、点字図書館があります
点字図書館には、様々な書物を点字にした本がずらりと並んでいました。
また、最近では点字の本ばかりではなく、テープにはいったものや、音声データとして聞けるものもあります。

また、週刊誌を毎週CDに音としていれて、視覚障碍者のいる家庭に送っている係りの人もいました

実際にアイフォンを操作するところも見せてもらいました。
アイフォンを見たことがない人に、どう操作方法を伝えるのか、それが非常に苦労しました。実際に操作する方の様子を見せていただきながら、便利なものを便利に使うために学ぶことがたくさんあるのだとわかりました。

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四街道市みんなで地域づくりセンター

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