四街道市みんなで地域づくりセンター

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8月2日、今日のボランティア体験の場は、四街道市旭ヶ丘にある高齢者の集いの場「おしゃべりサロンぬくもり」です。

開設して11年目、「四街道市シニア憩いの里制度」や「コラボ四街道」などの助成を受けながら高齢の方が笑顔で集える場所、出かけてくるのが楽しい場所として活動し、地域の皆さんに親しまれています。

今年は3年生と4年生の女子が参加しました。お仕事は、ぬくもりにやってくるお年寄りを元気にお迎えし、たくさんおしゃべりをしたりゲームをして楽しい時間を過ごすことです。

9時半を過ぎる頃から、暑い中を参加者が次々と来場します。「おはようございます！」「ゆっくりお上がりください」と子ども達が招き入れます。かわいらしいお出迎えに、皆さんにっこり。

着席してひと息ついたころ、ぬくもりのボランティアさんが用意してくださったお茶やお菓子をそろりそろりと運びます。

日頃お手伝いしているのか、ふたりともなかなかの手つき。皆さんも感心しています。たまたま今日からぬくもりに参加する方も、子どもたちの笑顔で緊張がほぐれます。

10時半を回って、代表の石川さんのご挨拶のあとは、今日の体験の説明と子ども達の自己紹介。参加者から歓迎の拍手の嵐。「お名前は？」「何年生？」「大きくなったら何になりたいの？」とさっそく質問攻めですが、ふたりの笑顔は途切れることはありません。

皆さん落ち着いたところで、「脳トレ」と称した四街道かるたを楽しみます。読み手は子ども達。皆さんも真剣です。かるたの裏面を利用した四街道の地図づくりにはさらに熱が入ります。

ヒートアップした空気が冷めた頃子ども達からお年寄りへ歌のプレゼントです。小学生の妹さんも参加して星野源さんの「ドラえもん」や「リメンバーミー」など長くて難しい歌を見事に歌い切りました。お返しもお年寄りからの手話を使った歌です。会場はさらに盛り上がります。

歌ってお腹がすいたところで、ランチタイム。二人とも要領よくお茶を運びます。参加するお年寄りの中には、お弁当持参の方や差し入れにお菓子を焼いてきてくださる人もいらっしゃるそうです。今日は、ぬくもりの庭で採れたスイカをいただきました。

楽しい時間もあっという間に過ぎて、子ども達はお帰りの時間。お年寄りの中にも次の集まりへ出かけていく方もいます。ぬくもりの家を基点に、毎日をいきいきと過ごすお年寄りがたくさんいらっしゃることはうれしいことです。

最後に全員集合しての記念写真。

今年は女の子2名の参加でしたが、かえってお年寄りやボランティアの皆さんとじっくりお話ができ、より濃い時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

「お話していたおばあちゃんたちが楽しそうにしていて同窓会みたいだった」「お茶をは運んだり、お菓子をはこんだりしたら喜んでくれて嬉しかった」。子ども達の感想です。