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2021.地域づくりサロン 「助成金活用セミナー」~地域に活動をつくりだす~

地域に活動をつくりだす「助成金活用セミナー」第1回目が終了しました。


地域づくり活動を行う団体が必要な資金を調達し、新たな活動をつくりだすための学びあいの場とし、「コラボ四街道」制度や民間助成金の情報を共有し、活用するきっかけとすることを目的に2回開催の連続講座1回目です。

 9月7日(火)開催を予定していましたが、コロナの緊急事態宣言で開催中止を余儀なくされましたが、緊急事態宣言が解除された10月5日(火)会場参加18名、オンライン参加10名で開催いたしました。

 オンラインに不慣れな方のために事前オンライン講習会も開催しました。

 初めにNPO法人ワーカーズコレクティブういずの北田恵子さんさんより事例報告をしていただきました。

1. 助成金を活用して活動を充実させ、地域の課題解決につながった事例報告 

◆休眠預金コロナ緊急「キッチンカーでGO!」

                キッチンカーでどこでもこども食堂&暮らしのサポート

        NPO法人ワーカーズコレクティブういず 理事長 北田恵子さん

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で行政から居場所事業の自粛要請があり3月~6月末まで居場所の完全閉鎖、生活支援総合事業の自粛等、長引くコロナ禍の影響は引きこもり、孤立、うつ、運動不足、認知症の発症等々高齢者の生活に大きな影響を与えました。

 こんな時に公益財団法人「ちばのWA地域づくり基金」の休眠預金活用法に基づく新型コロナウィルス対応緊急支援助成金事業の助成事業に採択され、キッチンカーを購入しました。キッチンカーを活用した居場所づくりの展開と食品や食材の配布事業やキッチンカーに集う人からパーソナルな困りごとを拾う相談窓口の開設により、孤独から生じる地域課題の早期解決を図ることが出来るようになりました。

 キッチンカーの導入は、それぞれの居場所ができ、みんなの出番と活躍の場を作ることができ、また、活動への共感を広げ、暮らしやすい街づくりへの関心や目的ができました。

 助成金に応募するのはハードルが高かったのですが、今まではまずはやってみて何か問題が出てきたときに考えてみる。という活動が多かったのですが、助成金の申請をするために事業企画書を作ってそれに従って活動すると、活動がスムーズにできるようになることを発見しました。

 ちばのWAの助成金は使用用途が広く使いやすいので、皆さんにお勧めしたいです。

 これからも持続可能な地域参加型運営 「地域に共感を広げ 社会参加を促していく」活動をしていきます。

◆2020年度四街道みんなで地域づくり事業提案制度(コラボ四街道)採択事業 

  ①四街道市旭ヶ丘子ども食堂かいさいによる未来創造事業

        旭丘子ども食堂    四街道みらい会 代表長谷川晃一さん 

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 地域の将来を担う青少年の健全育成、地域のコミュニティの再構築、減少する子どもの人数、進む高齢化、コミュニケーションツールの多様化、ひとり親家庭の増加、核家族化などたくさん課題はありますが、

 わたしたちの想いは子供たちの健やかな成長と住みよい街になって欲しいこと。

 様々な状況に置かれた親や子供たちが 一人でも笑顔になって欲しいと、多くのボランティア・協力者(小学生時代の先生、子供を通じた地元の友達、小学校を通じての繋がり、民生児童委員、市の職員の方々、所属団体のメンバー)とともに活動しています。

 活動当初はメンバーの経営するレストランの店内で希望する子供たちを集めて食事を提供しようと企画したのですが、コロナウイルスの影響もあり、弁当のテイクアウト又はデリバリーという形態で開催することになりました。

 山梨小、みそら小の協力を得て、毎回チラシをを児童に配布しています。さらに地元の友人や子どもを通じて知り合った方がに声掛けして運営を始めました。

 現在では300食~350食の利用があります。

 ≪数字からも読み取れるように、地域から求められていることを認識し、継続する責務を自覚しました。≫

 私たちの活動を継続し、さらに強固な運営体制にする為に 「四街道みんなで地域づくりセンター事業提案制度」補助金に応募して採択され活動をしています。

 多くの注文数に対応できるための調理器具、お弁当の容器、事前申し込みの処理を簡略化するためのホームページの作成などに使っています。残念ながら一番お金のかかる食材は補助金の対象外です。

 ≪補助金の活用によって出た成果≫

 調理器具の拡充、ホームページの運用は300食を超える申し込みに対応するうえでとても助かっています。補助金を活用できたことで会自体の運営が以前より安定し、お弁当を作って渡すことで精一杯であった活動に余裕が少し持てるようになりました。 

 現段階では金銭的は寄付などを定期的にしてくださる強力なサポーターの方が数名おられますので、金銭的な不安はそこまで大きくはないのですが、現金の寄付の使い道のほとんどが食材費として使ってしまっている。

 ≪新しい事へのチャレンジ≫

 これからの課題は補助金の対象となっていない食材の確保

 コロナ終息後の利用人数を鑑みたなかでの活動内容の方向性

 補助金を活用して直面している問題点の改善

 ≪わたしたちが大事にしていること≫

 何よりも楽しく活動すること!参加できる時だけ参加。地元コミュニティとの創造と垣根をつくらないフラットな関係であり続けること。子育て世代が中心になって活動すること。子どもと地域を大事に思う事。

 

2.みんなで地域づくり事業提案制度「コラボ四街道」の制度についてを四街道市政策推進課の橋本さんからの説明

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3.その他助成制度の資料提供 

 生活クラブエッコロ福祉助成、パルシステム千葉コミュニティ活動助成、環境市民活動助成・セブン-イレブン記念財団、地球環境基金助成金-環境再生保全機構等、みんなで地域づくりセンターの牧野から情報の提供をしました。

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4.2団体の活動について

 コラボ四街道の補助金とちばのWA助成金の活用用途の違いについて

 

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